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モリ調書4
こんにちは、モリです。
本日は、小説を紹介したいと思います。
『長いお別れ』というアメリカの作品です。
フィリップ・マーロウという名の、ハードボイルドな私立探偵が主人公です。
ただし今作は、謎解きよりも、雰囲気や文体を愉しむ作品です。しかしそれがまた、実に面白い。
モリのおすすめは、ハヤカワ・ミステリ文庫版のものとなっています。

画像はAI製です。渋いですね。 -
モリ調書3
こんにちは、モリです。
代表のお供で、鹿児島県に行ってきました。
念願の地鶏の刺身を食べることができました。

雄大なる桜島 
画像はAI製です。おいしそうですね。 -
モリ調書2
こんにちは、モリです。
先日、守谷市役所に行ってきました。
「守谷市役所と言えば?」と相棒のAIに質問したところ、
「住民票」「図書館のカード」「親切だった場所」という回答でした。
モリの心理が反映されているようです。

カフカの城を連想する建物 
6月の守谷市の人口。納豆が食べたくなりますね。 -
モリ調書
はじめまして。アシスタントのモリです。
私のコーナーでは、探偵という仕事のことや、日常の中で気付いたこと、訪れた先のことなどを上げていこうと思います。
どうぞよろしくお願いします。

早速ですが、夜の日光神社を参拝しました。事務所から約2キロです。 
強そうですね。 -
探偵食堂 ~ 焼きめし ~
調査が終わり、依頼者に報告を終えたころ、オレのもうひとつの仕事が始まる。
営業時間は調査が入ってない時。人は「探偵食堂」って言ってるよ。
メニューはない。勝手に注文されてもできないものは作らないよってのがオレの営業方針さ。
客が来るかって?
それが結構来るんだよ。
今日のメニューは「焼きめし」だ。

「チャーハン」ではなく「焼きめし」。
オレが最初に覚えた料理が「焼きめし」だったと思う。
ウチはオレが小学5年生の頃から母親と3つ下の妹との3人暮らしだった。
子どもの頃、土曜は午前中で学校が終わるから当然給食はない。
あの頃の普通の家の子なら家に帰れば昼飯が待っていたんだろうけど、
母子家庭のウチは母親が働きに出てるから帰っても昼飯はない。
そこで母親はオレに妹の分も作るようにと教えてくれたのが焼きめしさ。
使うご飯は当然昨日の残りの冷やご飯。電子レンジなんてウチにはなかったからね。
具は玉子とベーコン、味付けは塩とこしょうとしょう油のみ。
中華味の素みたいなのもウチにはなかったんじゃないかな。
自炊をしだしたのは30歳の頃。
料理に目覚めた野郎がはじめに極めようと意気込むのがチャーハンとペペロンチーノだって相場は決まってる。
なぜならオレがそうだったから。
色んな料理本に料理雑誌、料理番組とかで作り方を漁ったよ。
その頃の家庭でのチャーハン(焼きめし)の作り方としては、
「温かいご飯で強火にかけたフライパンを振るとお店のようなパラパラチャーハンが出来ますよ」
なんていう感じだったんじゃないかな。
でも近頃じゃあテフロン加工とかのフライパンを使い、一般家庭の火力で作ることを想定して
「温かいご飯で中火にかけたフライパンを振らずに火から離さないで」
という作り方を教える料理人さんや料理研究家さんがほとんどだろう。
しかし、オレが一番尊敬する料理研究家の土井善晴先生の「焼きめし」は「冷やご飯」で作る。
土井先生の「焼きめし」の作り方はこうだ。
フライパンに油を熱し、溶き卵を入れる。火加減は中火から弱火。
そこに冷やご飯を入れ、すぐにひっくり返したらご飯があったまるのに合わせてゆっくりとほぐしていく。
ここでガシガシとほぐそうとするとご飯にねばりが出てしまい、仕上がりがパラパラにならない。
ある程度ご飯がほぐれたら塩コショウを振るのだが、レシピでは具にソーセージを2,3本使うため、
その分を考えていい塩梅で塩コショウをと先生仰るんだよ。(なかなかの上級)
ここまでフライパンは振らずに終始コンロにつけたまま。
「焼きめし」なので炒めるのではなくめしを焼き付ける。
ここからは火を強め、一気に仕上げにかかる。
刻んだねぎとしょう油を加えたら、ごま油と大さじ1程度のお湯を全体になじませる。
ごま油は風味付けに、お湯は調理で水分が飛んだご飯をほどよくしっとりとさせ、パサパサ感をなくすため。
こうして作った土井先生の「焼きめし」はパラパラでありながらしっとりとしていて決してパサパサではない仕上がりになる。
気取った調味料なんか使わず、味付けは塩コショウとしょう油だけなんてまさにオレがガキの頃に作った焼きめしじゃないか。
こうやって冷やご飯で焼きめしを作っていると、妹に焼きめしを作ってやった土曜の昼のことを時々思い出す。
*「探偵食堂」は架空の店舗であり、実在しません。
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探偵食堂 ~ラーメン~
調査が終わり、依頼者に報告を終えたころ、俺のもうひとつの仕事が始まる。
営業時間は調査が入ってない時。人は「探偵食堂」って言ってるよ。
メニューはない。勝手に注文されてもできないものは作らないよってのが俺の営業方針さ。
客が来るかって?
それが結構来るんだよ。
今日のメニューは「ラーメン」だ。

たしかドラマ「深夜食堂」でラーメンの話は「ラーメン」、「カレーラーメン」と「タンメン」の3話があったと思うんだが、「タンメン」以外、「めしや」で出すラーメンは基本インスタントさ。
使っているのは「ポロイチ」ことサッポロ一番の袋めん。

最初のラーメン話の「ラーメン」の回。
地回りのヤクザ「竜」の舎弟「ゲン」がめずらしくひとりで「めしや」を訪れて頼んだメニューがラーメン。
出てきたのは、味玉、メンマ、ねぎ、ナルトとチャーシューが乗ったしょうゆラーメン。
これを見たゲンは「海苔は?」とマスターを睨む。
マスター「あいにく切れちまってなぁ。」
ゲン「切れたっ!? 切れた・・・、 ラーメンに海苔が乗っかってねぇなんてありえねぇだろっ」
それでも喰って「めしや」をあとにしたゲンは、兄貴分の仇である敵対するヤクザの若頭を刺し、姿を消した。
この回で好きなセリフがある。
新宿二丁目で小寿々が営むゲイバーに潜伏するゲンを見つけたマスター。
兄貴分に尻ぬぐいさせていい気なもんだとゲンを叱責する。
マスター「やっちまったこと、なかったことにはできねぇよ。大事なのは、そのあとどうするかだ。」
ゲン「けど・・・、オレ、取り返しのつかねぇことを・・・。」
マスター「取り返しがつかないてぇのは、何もしねぇで嘆いてる奴の、言い訳じゃあねぇのか。」
警察に出頭する前にウチでラーメン喰ってけとゲンに出したラーメンには海苔が乗っかっていた。
そういえば、オレの古くからの友人が袋のラーメンの思い出でこんなことを言ってたな。
『袋ラーメンはその家の文化そのものである』
若いころ、当時まだ付き合い始めたばかりの彼女の家に遊びに行った時の話で、その彼女は実家暮らしだったそうだ。
家には彼女の母親がいて、彼女は友人に「お腹すいてない、なにか食べる?」と訊いた。
友人は「じゃあ」と返事し、彼女は母親に頼んだところラーメンならすぐ作れると。
しばらくして出てきたのが一切なんにも乗っかってない袋のインスタントラーメンだったそうだ。
友人が「その家の文化」をどう感じたかはさておき、その彼女と母親は今じゃあその友人の嫁と義母さ。
本年もSHD探偵事務所 守谷は24時間・年中無休でご相談を承っております。
*「探偵食堂」は架空の店舗であり、実在しません。
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探偵食堂 ~素うどん~
調査が終わり、依頼者に報告を終えたころ、俺のもうひとつの仕事が始まる。
営業時間は調査が入ってない時。人は「探偵食堂」って言ってるよ。
メニューはない。勝手に注文されてもできないものは作らないよってのが俺の営業方針さ。
客が来るかって?
それが結構来るんだよ。
今日のメニューは「素うどん」だ。

オレの母方の実家は、今の「京都府京丹後市」で戦後まもなく創業したうどん屋だ。
今はオレの叔父夫婦がやっている。
先日、叔父が生のうどんを送ってくれたので今日は『うちの素うどん』さ。
うちの素うどんにはネギとおぼろ昆布がのっている。
ネギはまぁいいとして、なぜ「おぼろ昆布」なのか、それはわからない。
そして店のテーブルには昔っから『一味とうがらし』。
なぜうちの店は『一味』なのかというと、オレのひいばあちゃんが当時畑でとうがらしを作っていたからだそうだ。
それにしても「おぼろ昆布」ってなかなか売ってないんだよね。
スーパーとかで売っているのはたいてい「とろろ昆布」だ。
どう違うのかって?
詳しくはオレも知らないけど削る方法が違っていて「おぼろ昆布」のほうが手間がかかるそうだ。
だから「おぼろ昆布」のほうがお高いんだな。
オレは巣鴨にある「北前船のカワモト」さんに行っておぼろ昆布を買ってきた。

削りたてのおぼろ昆布を販売している「北前船のカワモト」さんは福井に本社がある昆布などの海藻類や佃煮ほかを扱うお店で東京には巣鴨に直営店がある。
実は初めてこちらに買いに行ったんだけと、店にパッケージしておいていたものに「おまけしとくね」っておぼろ昆布を増やしてくてたよ。
うちの素うどんにかかせない青ネギとおぼろ昆布。
東京でおぼろ昆布を買うときは「北前船のカワモト」さん一択だ。
*「探偵食堂」は架空の店舗であり、実在しません。
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探偵食堂 ~新米で白飯三昧~
調査が終わり、依頼者に報告を終えたころ、俺のもうひとつの仕事が始まる。営業時間は調査が入ってない時。人は「探偵食堂」って言ってるよ。
メニューはない。勝手に注文されてもできないものは作らないよってのが俺の営業方針さ。
客が来るかって?
それが結構来るんだよ。
今日のメニューは「白飯三昧」だ。
先日、はじめてふるさと納税を京都府京丹後市にして、その返礼品の久美浜三谷産の丹後コシヒカリが送られてきた。
もちろん今年の新米だ。


せっかくの新米だから『ごはんのお供』を少しづつ一杯ならべて白飯を味わおうじゃないか。

いつものように飯は土鍋で炊く。
用意した「ごはんのお供」は・・・、

京漬物「西利」の割干し大根「はりはり漬」としば漬け「赤しそむらさきの」に・・・

江戸時代から続く老舗「酒悦」の「元祖福神漬」と「梅干入りの白菜漬け」に「さば燻製」。
福神漬は明治10年頃にこちらの15代当主が発明されたそうだ。
それから前から気になっていた「ふじっ子煮」の「葉唐こんぶ」。
あとは鮭のハラスを焼いて、自家製のなめ茸、そして、ぬか床から出したてのきゅうりと小松菜のぬか漬け。
おまちっ。

そういやぁ「白飯に合うものは日本酒にも合う」って聞いたな。
言われてみれば同じ米だからそうだよな。
というわけで・・・
あいよ、

*「探偵食堂」は架空の店舗であり、実在しません。
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探偵食堂 ~栗ご飯とさんまの塩焼き~
調査が終わり、依頼者に報告を終えたころ、俺のもうひとつの仕事が始まる。
営業時間は調査が入ってない時。人は「探偵食堂」って言ってるよ。
メニューはない。勝手に注文されてもできないものは作らないよってのが俺の営業方針さ。
客が来るかって?
それが結構来るんだよ。

今日のメニューは「栗ご飯とさんまの塩焼き」だ。
やっと秋らしさを感じる今日この頃、秋になるとオレはなんとなく食べたくなるのが栗ご飯さ。
一から作ろうとすればとにかく面倒なのだが、今はこういった便利でしかも旨いものが売っているので手軽に作れる。

二合の米にこれを入れて炊くだけで・・・、


旨そうな栗ご飯のできあがりだ。
そして「秋といえば」ということで・・・、

さんまの塩焼きだ。
さんまの塩焼きには大根おろしがかかせないのだが、オレは辛味が強い下めを鬼おろしで皮ごとおろし、それにみじん切りにしたねぎを合わせる。

この大根おろしにみじん切りにしたねぎを合わせるのは、和食の名店「分とく山」の料理人 野﨑洋光先生がこれを紹介しているのを見て試したところ、それ以来、オレはねぎなしの大根おろしではものたりなくなってしまった。
気になった人はぜひ試してほしい。
しかし、さんまの値段が高くなって久しい。一昔前は100円切っていたのだが、今やその値段では手に入らない。
(東京23区では)
今回買ったさんまも198円だったのだが、考えてみれば鮭や鯖の切り身がそれくらいからの値段なので妥当なのかも。
(もっともさんまは一尾の値段なのだが)
さんまの塩焼きで思い出すのはオレが10代の頃によく通った今はなき西小山の食堂「ラッキー」の「目黒のさんま定食」。
値段は忘れたが一尾半ついてたっけな。テーブルには「目黒のさんま」の由来が書いたものが置いてあったりして。
なんで値段おぼえてないかっていうと、若い10代のオレはだいたいいつも「ハムソーセージ定食」だったからさ。
10代じゃあ、まちがいなく魚頼まねぇよな。
今行ったら一尾半の「さんま定食」、瓶ビールつけて絶対注文するよ。
40年くらいの前の昔、腹ペコな10代のオレを1000円でお釣りがくる値段で十分満たしてくれる店だったなぁ。
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探偵食堂 ~猫まんま~
調査が終わり、依頼者に報告を終えたころ、俺のもうひとつの仕事が始まる。
営業時間は調査が入ってない時。人は「探偵食堂」って言ってるよ。
メニューはない。勝手に注文されてもできないものは作らないよってのが俺の営業方針さ。
客が来るかって?
それが結構来るんだよ。

今日のメニューは「猫まんま」だ。
店を閉めようとした朝6時半頃・・・
「かつぶしある?」
「あるけど・・・、なんだい?」
「あったかいご飯に乗っけてお醤油かけて食べたいんだけど・・・」
「・・・猫まんまかい?」
「・・・おじさんも好き?」
「ああ、・・・あんた、時間あるのかい?」
「うん、・・・お金はあんましないけど」
「どうせなら出来立てのめしで作ってやろうか、俺も喰いたくなってきた」
「ほんと」
「ああ」
こうして始まる「深夜食堂」第2話。
アタマに「売れない」がつく演歌歌手のみゆきが恐る恐る初めて入った「めしや」でマスターに頼んだのが「猫まんま」。
アルミの炊飯鍋で炊いためしに削り器で削りたてのかつおぶしをたっぷり乗せて醤油をまわしかけた「猫まんま」を出されたみゆきからは一口食べるたびに笑顔がこぼれる。
この日から「めしや」に通うようになったのをきっかけに売れっ子演歌歌手となっていくみゆきなのだが・・・。
俺が「深夜食堂」のなかでも大好きなエピソードの一つさ。
うちには削り器がないので「削り節」で。ただしちょっといいのを。

めしは土鍋で炊いた炊き立てで。

飯がうまいと幸せな気分だ。
茨城県筑西市、下妻市の調査もSHD探偵事務所にお任せください。
*「探偵食堂」は架空の店舗であり、実在しません。


